☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
♪♪ CHOKO-CHOKO
~本の森からお手紙を~ ♪♪ No.43 2010.2.2
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
皆さんにとって、ステキな日々が続きますように…
今年に入ってから
作品で親しんできた方々の
訃報が次々と目に留まります。
電子だ、紙だと
様々な噂と憶測が飛び交う中で…
…そんな騒動に巻き込まれることの無い
そんな「作品」が、確かに存在するのだと
遺されたものを見ながら
思う…信じる…
…いいえ。
知る、そんな日が続いています。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
★・・・今日のお届けもの・・・★
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今日お届けするのは、1月19日以後の新刊です。
☆『フランス中世歴史散歩』(レジーヌ・ペルヌー 著/白水社)
7年目にして白水Uブックスになりましたね。
帯にあるように“中世史の大家とともに巡る歴史の旅”を
ぜひ手軽なサイズで。
☆『明治留守政府』(笠原英彦 著/慶応義塾大学出版会)
岩倉使節団を派遣していた最中の政府について書かれたもの。
☆『考古学のあゆみ』(BRIANM.FAGAN 著/朝倉書店)
理論だけではない、読みやすい一般向けの概説書です。
☆『大聖堂』(パトリック・ドゥムイ 著/白水社)
文庫クセジュです。
大聖堂の建築から管理運営、その役割から中の暮らしまでを
多面的に描いたもの。
☆『ストーリー・ガール』(モンゴメリ 著/角川書店)
角川文庫。
かつてNHKでも放映された、世界中で大人気のドラマ
『アヴォンリーへの道』の原作の一つです。
☆『ガリレオ』(アンニバレ・ファントリ 著/みすず書房)
ガリレオ裁判からその名誉回復までを描いたもの。
12,600円(!)ですが、HPにあるように
“ガリレオ裁判をめぐる関連書の中でも最も正確にして、
最も詳細かつバランスのとれた書として
国際的にきわめて高い評価を得ている”ものでしょう。
☆『鳥を探しに』(平出隆 著/双葉社)
多くの「祖父」と出会う旅へ…
表紙の絵にも、著者の祖父、平出種作の作品を使用しています。
☆『バーチャルリアリティ学』
(日本バーチャルリアリティ学会 編集/工業調査会)
バーチャルリアリティのシステムや原理を学べるテキスト。
☆『中世の狂気』(ミュリエル・ラアリー 著/人文書院)
中世の狂気について、社会・文化的側面も含めながら
精神医学的に分析を試みたもの。
☆『孤独の科学』(ジョンT.カシオポ 著/河出書房新社)
様々な角度から、孤独とは何かを解明しようとするもの。
☆『自在置物』(原田一敏 著/マリア書房)
龍や昆虫などの手足を実際に動かせる、自在置物。
殆ど観賞されることが無かった作品、およそ70点が載せられています。
☆『ナノマテリアルの安全管理』(オーム社)
ナノ材料の製造における注意や、リスク管理について
基本的な知識をまとめたもの。
☆『明治維新と史料学』(明治維新史学会 編集/吉川弘文館)
明治維新史研究の9巻目。
諸史料がどのように蒐集・編纂されたかを論じたもの。
「『日本史籍協会叢書』稿本の伝存と構成」といった目次には
惹かれますね☆
☆『未完のフィヒテ』(石崎宏平 著/丸善プラネット)
『イエナの悲劇』の著者による、その続きのフィヒテ
と言ってもいいでしょうか。
☆『クロード・カーアン』(永井敦子 著/水声社)
シュルレアリスムの25時の1冊。
Claude Cahunは、仮面や鏡を使ったセルフポートレイトで知られる
写真家です。
☆『とざされた時間のかなた』(ロイス・ダンカン 作/評論社)
「海外ミステリーBOX」という新しいシリーズが出るようですね。
その内の1冊。
かつて「児童図書館・文学の部屋」シリーズにあったものの
改訂新版ですが、この表紙は…大人を意識しているのでしょうか。
☆『コナン・ドイル伝』(ダニエル・スタシャワー 著/東洋書林)
2000年、MWA(アメリカ探偵作家クラブ賞)の
幾つか部門で候補になったり、受賞を果たした作品です。
☆『デザイン事典|文字・フォント』
(モリサワ 編集/毎日コミュニケーションズ)
モリサワのOpenType全書体を完全網羅!
モリサワについてはこちら → http://www.morisawa.co.jp/
☆『オイラーの贈物 新装版』(吉田武 著/東海大学出版会)
版元を変えて、3度目になりますね。
オイラーの公式を知るために、一歩ずつ学ぶ数学の基礎。
☆『法と経済学』(スティーブン・シャベル 著/日本経済新聞出版社)
“米国のロースクールのスタンダードテキストを完訳”とはHPから。
法と経済学を学ぶ上で基本となる教科書です。
☆『サンスクリット語・その形と心』(上村勝彦 著/三省堂)
上村勝彦と言えば、ちくま学芸文庫で未完となっている
『マハーバーラタ』が思い出されます。
本書もまた、その上村勝彦の遺稿を柱としたもの。
帯にある“最新・最高のサンスクリット語入門”という言葉に
相応しい1冊でしょう。
☆『漱石の「猫」とニーチェ』(杉田弘子 著/白水社)
ニーチェの思想が、日本の近代知識人に与えたその衝撃の大きさ。
そこに、彼らは何を見たのでしょうか。
☆『アガンベン入門』(エファ・ゴイレン 著/岩波書店)
イタリアの哲学者、アガンベンの初期から現在にいたるまでの
思索の全貌を解説したもの。
☆『異説・日本近代文学』(出原隆俊 著/大阪大学出版会)
作家どうしの作品の「借用」と「典拠」から見る近代文学史です。
☆『ビジュアルで学ぶ動物看護学』(『CAP』編集部 編集/チクサン出版社)
『CAP』は獣医師の為の総合誌です。
動物介護師向けのテキストですが
一般の方も興味はあるのではないでしょうか。
☆『読書雑志』(吉川忠夫 著/岩波書店)
中国文学・思想の第一人者による中国古典世界への招待。
☆『現代イスラーム哲学』
(ムハンマド・アッ=タバータバーイー 著/書肆心水)
シーア派で、20世紀最高位の哲学者とされる
タバータバーイーによる、現代イスラーム哲学の成果。
☆『超音波技術入門』(宇田川義夫 編著/日刊工業新聞社)
幅広く、超音波の基礎と応用を解説したもの。
☆『天啓を受けた者ども』(マルコス・アギニス 著/作品社)
『マラーノの武勲』の著者による、現代の南米を舞台とした
麻薬とカルト集団をテーマとした巨編。
☆『イギリスの野の花えほん』(シャーロット・ヴォーク 画/あすなろ書房)
『ねこのジンジャー』やファージョンの絵本も出している
シャーロット・ヴォークによる、96種の野の花の絵本☆
☆『漬けもの博物誌』(小川敏男 著/八坂書房)
漬物と言えば、この著者でしょう。
『つけ物風土記』の改題、復刊です。
☆『古代宮廷の知と遊戯』(猪股ときわ 著/森話社)
古代の楽書から物語、説話までを読み解き
宮廷の遊戯の現場を考察したもの。
☆『フランツ・ローゼンツヴァイク』(佐藤貴史 著/知泉書館)
ローゼンツヴァイクについては
去年『救済の星』がみすず書房さんから出ましたね。
本書はその『救済の星』を中心に彼の思考を読み解いていくもの。
☆『オルティス 変奏論』
(ディエゴ・オルティス 著/アルテスパブリッシング)
ルネサンス音楽を知るには貴重な邦訳。
…ですが、本体価格7,600円は辛いかも知れません(苦笑)
☆『スターリン 上』(サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ 著/白水社)
英国文学賞の受賞作品。
白水社さんからは、若きスターリンを描いた
続篇も来月に刊行予定です。
☆『出版界おもしろ豆事典』(塩澤実信 著/北辰堂出版)
何かと興味を持たれる事が多くなった出版界。
塩澤実信の文章は読みやすいですよね。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
★・・・気になる1冊・・・★
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『現代イスラーム哲学』
(ムハンマド・アッ=タバータバーイー 著/書肆心水/1月30日刊行)
今回は書肆心水さん。
「心水」は「しんすい」と読みます。
社名からは想像出来ないのですが
2004年創業のまだまだ新しい出版社さんです。
…それにしても、いつもいつもあまり売れなさそうなものを(苦笑)
と思ってしまうのですが
“新事物よりも、百年後にも意味をもち続ける根本的な本を”
という理念にはとても共感してしまいます。
既刊本を眺める限り、この理念を今も持ち続けておられるのでしょう。
そんな流れの中で選ばれたのが本書。
イスラームの哲学とは言え
生きる上で、様々な、幅広い思想・哲学に触れることは
決して無駄なことではありません。
恐らく、本書もそんな1冊になることでしょう。
2004年の創業当時の記事ですが
訳者の黒田壽郎へのインタビューが書肆心水のHPにあります。
こちら → http://www.shoshi-shinsui.com/author-kuroda.htm
また、本書の紹介もこちらになります。
→ http://www.shoshi-shinsui.com/book-hikmah.htm
これからも見守っていきたい、頑張ってもらいたい
出版社さんの一つです☆
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
★・・・今日のひとこと・・・★
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『写真的思考』(飯沢耕太郎 著/河出ブックス)
三枚の写真が、
カメラアングルまでほぼ一致していることを、
偶然と見るにはあまりにも話ができ過ぎている。
むしろ優れた写真(たち)には、
時空を飛び越えて、
過去・現在・未来を一挙に繋いでしまうような力が
含まれていると考えた方がいいのではないだろうか。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
拙い文章ですが、最後まで読んでいただいて
本当にありがとうございました。
少しでもいいメルマガにしていけたら…そう願っていますので
何かありましたら、お気軽にご連絡ください♪
それでは…
これからも、皆さんがステキな本と出逢えますように…
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『CHOKO-CHOKO ~本の森からお手紙を~』
○編集 ・ 発行 チョコちょこ
○メインブログ 『チョコちょこ読書雑記』
http://mys-bird.blog.eonet.jp/
○ご意見・ご感想をお待ちしています♪
choko2_mag@yahoo.co.jp
○このメールマガジンは『まぐまぐ!』を利用して発行しています♪
『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
登録・解除はこちら → http://www.mag2.com/m/0000266759.html
最近のコメント