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♪♪ CHOKO-CHOKO
~本の森からお手紙を~ ♪♪ No.42 2010.1.19
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皆さんにとって、ステキな日々が続きますように…
寒い日が続きますね。
関西の平野部でも、先日は雪になりました。
皆さん、お身体は大丈夫でしょうか。
海の向こうでは、ハイチが大変な状況になっています。
関西で震災を体験した一人としては
我が身のことのように思えて仕方がありません…
少しでも、少しでも早く、日常が戻りますように……
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★・・・今日のお届けもの・・・★
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今日お届けするのは、1月5日以後の新刊です。
☆『漢籍伝来』(静永健 著/勉誠出版)
漢籍は、『白氏文集』は
どのように日本や東アジアで読まれてきたのでしょうか。
☆『マイケル・ポランニー「暗黙知」と自由の哲学』(佐藤光 著/講談社)
“本邦初の本格紹介”と帯にはありますが
少しだけ、違和感を覚えますね。
科学哲学者ポランニーの全体像を、ということであれば
確かに出版数は少ないのですが…
☆『ヒンドゥー教の〈人間学〉』(マドレーヌ・ビアルドー 著/講談社)
ヴェーダや、『ラーマーヤナ』に『マハーバーラタ』。
古代のバラモン教から、現代のヒンドゥー教まで。
多彩なインドの宗教哲学を見通す1冊です。
☆『フォークの歯はなぜ四本になったか』
(ヘンリー・ペトロスキー 著/平凡社)
身の回りの実用品は、どのようにして形が決まってきたのでしょうか。
ペトロスキーと言えば、『本棚の歴史』もすぐに思い出しますね。
平凡社ライブラリーで復刊です。
☆『純粋理性批判 1』(カント 著/光文社)
中山元による、全7巻の新訳ですね。
“分かりやすさを徹底した”本書がいいのかどうかは
意見が分かれるかも知れませんが…
これを機会に、もっと身近になって欲しい1冊です。
☆『叢書グローバル・ディアスポラ 6』(中川文雄 編著/明石書店)
第4巻の「ヨーロッパ・ロシア・アメリカ」に続いて2回目の配本。
移民を含めた、人の移動から見た「世界」とは
どんな姿をしているのでしょうか。
☆『立本倫子colobockle apartment』
(Pooka編集部 編集/学研教育出版)
立本倫子のサイトがこちら → http://www.colobockle.jp/index.html
絵本も出しておられましたよね。
☆『メフィス』(フロラ・トリスタン 著/水声社)
作家としてよりも、女性社会主義者として知られているかも知れません。
19世紀パリの貴族社会を舞台としたプロレタリア文学。
☆『切手帖とピンセット』(加藤郁美 著/国書刊行会)
オールカラーで184ページ!
“グラシン紙のポケットが切手の背景に写っている、
ちょっと古くて懐かしい切手帖そのものを思わせる、
祖父江慎氏によるブックデザイン”
…これはもう、ぜひ見てみなくては。
☆『数学はいかにして創られたか』(Luke Hodgkin 著/共立出版)
ヨーロッパ以外の原典資料も駆使した広域的な数学史。
☆『民主主義がアフリカ経済を殺す』(ポール・コリアー 著/日経BP社)
民主主義がもたらす深刻な危機。疲弊するアフリカ社会の実態とは。
☆『変容する中国の労働法』(山下昇 編著/九州大学出版会)
「世界の工場」中国の労働事情とは。
労働者の権益保護が強化された、最新の労働法を解説したもの。
☆『アメリカの医療保障』(長谷川千春 著/昭和堂)
シリーズ「アメリカ・モデル経済社会」全10巻の6巻目です。
オバマ政権になって再び新聞紙上に見られるようになった
アメリカの医療保障について知るにはいいものでしょう。
☆『現代人口辞典』(人口学研究会 編集/原書房)
人口問題の言葉や概念を解説したハンディな用語辞典です。
☆『ハンナ・アレント』(亀喜信 著/世界思想社教学社)
つい先日も、勁草書房さんから『公共性への冒険』が出ていましたね。
彼女の思想は死後35年が過ぎても
途切れることなく続いていきますね…
☆『病院で聞くことば辞典 新版』(浜六郎 著/岩波書店)
四六版で並製。手軽に持ち運び出来るサイズで
病院でよく聞く言葉を解説してくれるもの。
☆『今すぐ弾けるやさしい大正琴入門 改訂版』
(泉田由美子 編著/自由現代社)
まだまだ人気ありますよね、大正琴。
楽器の教本で知られる自由現代社さんから出ているものです。
☆『文化史とは何か 増補改訂版』(ピーター・バーク 著/法政大学出版局)
増補改訂版の表紙はフェルメールなんですね。
初版とどちらがいいかは好みが分かれるかも知れません。
原著第二版の完訳、文化史研究を網羅した格好の入門書です。
☆『夜食の文化誌』(西村大志 編著/青弓社)
夜食…確かに、新しい文化かも知れませんね。
☆『集団人間破壊の時代』(サマンサ・パワー 著/ミネルヴァ書房)
2003年にピューリッツアー賞(ノンフィクション)を受賞した
“A Problem from Hell”の翻訳です。
紛争、迫害、虐殺…国家や社会の失敗とこれからと。
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★・・・気になる1冊・・・★
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『切手帖とピンセット』(加藤郁美 著/国書刊行会)
副題は
“1960年代グラフィック切手蒐集の愉しみ”です。
国書刊行会さんのHPでは
この1960年代を
“一般の人々が海外旅行をすることがまだ難しく、
夢のように思われた1960年代”
と紹介されていますね。
少しお話は変わりますが
先日、彰国社さんから
『Showa Style 再編建築写真文庫』という本が出ました。
1953年から1970年まで出版された
北尾春道の写真による『建築写真文庫』を再編集したものです。
無名の建物。無名の人々。
1960年代の「リアル」が写し込まれています。
『切手帖とピンセット』は
この『Showa Style 再編建築写真文庫』と同じ懐かしい時代の切手を
1154枚(!)も詰め込んだ
オールカラー184ページの素晴らしい1冊です。
どちらの本も
詰め込まれたその「空気」を
愛おしく思う方は多いのではないでしょうか…
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★・・・今日のひとこと・・・★
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『レクイエム』(アントニオ・タブッキ 著/白水Uブックス)
こんな物語を書いてはいけないのだと、
なんとなく察しはついていた。
なぜなら、
虚構を模倣して、
それを真実に変えてしまうだれかが、
かならずどこかにいるものだから。
……………
わたしはそのできそこないの物語をもう一度生きなければならなかった。
ただし、
今度は、
ほんとうの意味で。
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拙い文章ですが、最後まで読んでいただいて
本当にありがとうございました。
少しでもいいメルマガにしていけたら…そう願っていますので
何かありましたら、お気軽にご連絡ください♪
それでは…
これからも、皆さんがステキな本と出逢えますように…
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